Next Step 
先日タイのバンコックへ行ってきました。3泊(うち機内1泊)3日という非常に強硬なスケジュールでしたので、タイの文化に触れて楽しむことはできませんでした。そのような短い期間の中でもプーケット出身の人と出会うことができました。プーケットは1984年に訪れ、楽しい時間を過ごした島です。そこで、その人に津波が起こったときの様子を聞こうとしたのですが、ことばが通じません。確かにコミュニケーションの場ではことばがなくてもいろいろなことが理解できますが、正確に物事を伝えようとしたり、聞き取ろうとしたりするときにはことばの持つ働きは大きいと改めて認識しました。
さて、2005年3月に
Teenage Walkers Projectのデザインに沿ってはじめた国際交流は多くの課題を包含しながら今日まで続いてきました。
この国際交流は当初メールを使用して、スイスの
Ottigerさん、カリフォルニアの
Alecくんと
Linaさん
と行いました。そして、同年9月にカリフォルニアのJFKハイスクールの生徒たちとGoogleトークを体験して交流を行うことができました。(
新聞記事)また、11月には、第1回国際フォーラムを行い、続いて、第2回 IT技術を使用した交流とJojoさんとの2回目の交流を行う間にフィリッピン出身の生徒を加えた中学生達が
小学生との交流や
中学生との交流を行ったりもしました。(
新聞記事)また同じ時期にポーランドの人たちとの交流が始まりました。主に
フォーラムを利用した交流でしたが、中学1年生の生徒たちが東欧を知る目的で
小さな外交官の物語を立ち上げました。
2006年8月にはJFKハイスクールのスティーブ先生がSATスクールを訪れました。生徒はスティーブ先生と
楽しいひとときを過ごすと共に
フォーラムを行いました。(
新聞記事)スティーブ先生が帰国し、夏休みが終った9月23日に、第3回 JFKハイスクールとの交流を行いました。
これらの交流の中で英語で話したりフォーラムを書いたりして、それぞれの生徒は英語がただ単に教室で学ぶためだけのものではなく実際に使われていることを認識できました。また、ポーランドやカリフォルニアの友だちとの交流を通して世界の地理や歴史を学び、少しは世界を身近に感じられるようになりました。しかし残念ながら、自ら知識を得ようとしたり、自ら交流を行おうとする積極的な姿勢がみられません。おそらく、英語で交流を行うことの楽しさを実感するだけの英語力が不足していることとコンピュータの操作に必要な知識と技能が欠如していて、積極的に行いたくてもそうできないことが主な原因なようです。
そのような原因を取り除こうとより生徒にやさしいアプリケーションを開発しているのですが、それでも文字を書き込んだり、画像を作成したりするなどの基本的な知識と技能は必要です。どうもそのような基本的なコンピュータの操作ができるようになるための終始一貫したカリキュラムに沿った研修が必要なようです。それと同時に、英語でコミュニケーションが持てるようになるためには、「聞くこと」、「話すこと」、「読むこと」、「書くこと」のそれぞれの技能をバランスよく身につけることができる学習を行う必要があります。そして、英語を毎日学習する習慣を身につけることも大切なことです。
このような課題を克服するために、インターネット上で国際交流が容易に行える環境を構築しながら、生徒たちがコンピュータを操作して英語でコミュニケーションがとれるようになるためのスキムを現在開発しています。